ともまなむすび
福岡在住の広島人がつづる雑記ブログ
生活

子連れ出勤を経験して感じたメリットとデメリット【なかなか厳しい】

こんにちは、ともまな(@tomomanamusubi)です。

福岡に移住して1ヶ月過ぎた頃、やっぱり少しは稼ぎたいなと思った私。

内見に連れていってくれた不動産屋の方にも言われましたが、福岡の認可保育園って全然空いてなくて1歳児クラスなんてもう求職中とかでは無理な感じで。

そんな中、子連れ出勤が可能なアルバイト求人をいくつか発見し、そのうち1つで実際働いてみました。

結果的にいろいろあって続けられなかったのですが、50回超出勤した中で感じた子連れ出勤の実情をメリットはもちろんデメリットも含めてご紹介します。

子連れ出勤ができるお仕事とは

子連れ出勤ってピンとこない人もまだまだ多いと思います。私も実際に人に説明するとかなり驚かれました。

職種はどんなものがあるの?

ひとえに企業が子連れ出勤を認めていて子育て中の主婦を雇うかどうかになりますが、実際に私が見た中では、配達業や清掃業、探せばデスクワークもあるかなって感じです。

子連れ出勤OKの意味は求人から読みとる

企業によって、子連れ出勤の定義が違うなと感じています。

  • うち託児所あるから預けてね
  • 保育園休みの時は連れてきても良いよ
  • 連れてきて側で見ながら働けるよ

こんな感じです。

もちろん託児所があるのも魅力的ですが、福岡でママ友達が欲しかった私は子連れの人を積極的にアルバイト採用していて、側で見ながら働けるところを選びました。

子連れ出勤アルバイトの流れ

私が経験したのは清掃業でした。どんどん規模が大きくなっている伸び盛りの企業で毎月数人単位で新人アルバイトが入ってきます。

今日はここに行ってくださいと指示があってそこに出勤して掃除をするので、ひとりでやる日も多かったです。

娘も一緒に連れてって、おもちゃやiPadで遊ばせておきながらお仕事をしていきます。お昼はパンやお弁当を食べてもらって、お昼寝タイムになると抱っこ紐やソファで寝てもらってました。

家でもそんな感じで掃除しますよね。もちろんかまってあげられる暇はあまりないのですが…

広いところや時間かかってしまう時は2-3人でやることもあったので、みんな子連れのメンバーが揃うと賑やかだったりします。

子連れ出勤しているのはどんな人?

子連れ出勤、まだまだ現実的ではないですよね。育休中の人は保育園に入れれば復帰、入れなければ今は2歳の誕生日まで育休も延長できます。

私は1歳後半で子連れ出勤をしていたのですが、小さい子は生後3ヶ月くらいから連れてきていました。

私、産後3ヶ月とかまだ働けるレベルに回復してなかったのでそんな方に出会うとビックリしていました。あと3人4人のママさんも多かったし、平日は保育園に預けて別の仕事をして、土日は子連れでアルバイトなんて副業の方もいました。

福岡市内だけではなく、近隣の春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、糸島市くらいまではアルバイトなのに子連れ出勤ができるからと通います。

私を含め生活があるからとにかく働かないとっていうママさんがほとんどで、保育園に預けられない中連れて働けるのはありがたいことでした。

保育園に入れたママさんも、微妙なお熱で保育園には行けないけど元気な時、日曜など保育園に預けられない日に連れて働けるからという理由で子連れ出勤OKの職場を選んでいる人も多いです。

子連れ出勤OKの職場で働くメリット

これはあくまで私が経験した職場で感じたことですが…

  • まだ子どもと一緒にいたいけど働きたい人には安心
  • ママが8割なので当日欠勤もみんなでカバー
  • 同僚はママ友にもなりえる
  • 子ども同士の交流も出来る
  • 大人とも触れ合えて小さいうちから社会を知れる
  • お客様に出会った時に可愛がってもらえる

以上のようなことが良かったなと思っています。これは子連れ出勤でなければ経験できないことです。

子連れ出勤で感じたデメリット

子連れ出勤にはデメリットもたくさんあります。私も最終的にはこのデメリットによって子連れ出勤で働くことをやめざるを得なくなりました。

仕事に時間がかかる

動けないくらい小さい月齢だったら意外と大丈夫なのですが、2歳前後の言ってもわからない、喋れない、でも動きたいくらいの子どもを連れて働くのは至難の業でした。

家の掃除ならゆっくりまったりもできますが、給料をもらってるからにはそういうわけにもいかない。

子連れでも要領よく早くできる人はいるので、いつまでも仕事が早くならない人間は会社にとって不利益な人間になりますよね。

子どもを危険にさらす可能性は否定できない

仕事をしているとどうしても目が届かなくなります。

脱走して階段をのぼったり、ベランダから身を乗り出そうとしていたり、肝が冷えた経験を何度もしました。回避しようとすることで手が止まりがちで時間がかかります。

実際に同僚の中にはお子さんが怪我をしてしまい早退してそのまま救急車やタクシーで病院に行かれた方もいました。

勤めていたところは子連れ出勤を認めていながらも、掃除する場所は危険なところが多いよねとよく同僚とも話していました。

清掃業なのでホコリも多く健康的にも長く続けるのは良くない気がしていました。偶然とはいえ、実際私も酷い体調不良になった後に娘にうつってしまい肺炎になった時はいろいろ考えました。

ただ、入社するときに子連れは推奨しているわけではなく認めているだけなので怪我や病気をしても責任は一切とりませんという同意書を交わしていたため、何も言えません。

辞める直前は、仕事を早くしなきゃというプレッシャーと、毎回どこかから落ちて泣く娘に追い込まれていました。

子連れ出勤OKの職場を辞めた経緯

女性が多いと派閥ができてしまうもの。人間関係がなかなか難しくなるものです。私は仕事が遅いことや、子どもにばっかりかまって仕事をサボっているなどと上司に告げ口されてしまいました。

複数名から申し出があったと言われた後に急にシフトを止められ、最終的に契約更新をしない旨を言い渡されたので契約満了前に自ら退職しました。

身に覚えのない話も多く、周りに聞いても私の悪口なんて聞いたことないけど…と不思議がられましたし、 上司がこちらの言い分を全く信じてくれなかったことは本当にショックでした。

同じように理不尽な言いがかりでほぼ同時期に私の他にも数名契約を切られています。
いろいろ探っていくと、リークしたのは特に信頼して仲良くしていた人達だと判明して目の前が真っ暗になりました。

私は前職が視察に来るお役人さんが褒めるくらいコンプライアンスを守った企業でした。数十年続く企業と、5年未満のベンチャー企業を比べてはいけなかったと思いますが、たった数ヶ月で首を傾げたくなるようなことがたくさんありました。

そういうの、仲良いと話すじゃないですか。同意してくれてたのに、何なら私もたくさん愚痴聞いてたのに、悪口言ってますよーって上司に告げ口され私は追い出され、彼女たちは会社から信頼されたスタッフとして現在も活躍されています。

辞めて数ヶ月経ちますが、あからさまな契約切りはなくなってるものの、お気に入りのスタッフ以外はシフトをガッツリ減らされているようで、生活に困ってるから働いてるのにと悩んでいる人もいると聞きます。

子連れ出勤が上手く広まって欲しい

子連れ出勤の職場で働くメリット、デメリットなどをご紹介しました。

私は結果的に嫌な思いをして辞めることになりましたが、数ヶ月でも働かせてもらえたことはありがたく思っています。子連れ出勤は良い企業、良い仲間に恵まれ、自分と合う職種であれば楽しく続けることができます

辞めた人たちは他の子連れOKのところに移ったりしているようで、まだそういう職場も少ないのでそちらで一緒になってる人もいるようです。 

制度や環境を整えられる上で子連れ出勤を認める企業が増えるとママさんの働き方が更に多様化していくと考えています。

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